標記のリゾート案が策定されましたね。
ひたちなか大洗リゾート構想、ということのようです。
大洗から那珂湊の範囲で、今後茨城県としてリゾート区域として開発を進めていこう、という話のようです。
県が旗振りをしていることのようで、地元の方々は寝耳に水というか、ホントに振興していくのかな、と懐疑的な意見も出ているようですね。
日本人での茨城県の全国的な人気はさほど無いようですが、インバウンドでの人気は全国でも28位程度。そう悪い数字ではありません。
国別でみると一位は中国、二位は台湾、三位はタイ。
滞在者では一位はつくば市、二位は水戸市、三位はひたちなか市となっています。
個人的な印象として、つくば市はそうでもないですが、水戸とひたちなかは宿泊施設が少ないのではないかな?と思うところです。
特に観光客が多くなる1~2月、7~8月は不足してしまうのではないかなという印象。
リゾート案は国内観光客の掘り起こしと、インバウンドのリピートを狙うものではないかなと思います。
一方、水戸とひたちなか市、また大洗町でぶらりと歩くと、空き家がぽつぽつと見られます。
こうした空き家をこの流れに乗ってうまく活用できたら、空き家に稼がせることができる所有者、宿泊したいお客様、観光地として振興したい自治体と県、外貨を確保したい国、と、すべてが上手く回せる可能性を、空き家が秘めているのではないでしょうか。
子供が巣立ち、余っている部屋がある方で一部屋だけ貸し出したいなどのことでも可能でしょうし、空き家をリフォームして民泊として貸し出し、家族で使いたいときは貸し出さずに使い、将来的にはセカンドハウスとして利用する、といったスキームも可能でしょう。
事情があって手放すわけにはいかないが、ただ放置して傷んでいくのも忍びないので何かしら利用したい、という要望にもマッチすると思います。
他の地域ではそもそも宿泊施設が少なく、さらに民泊は更に少ないため、需要があるのか無いのかも未知数ではありますので、可能性は秘めていると思います。
自分は東京から茨城に移り住んできましたが、意外に見るところは多いと思っています。
ニッチな観光需要もありそうです。
こうした空き家、空き部屋をお持ちの方々、活用方法を是非ともご相談ください。